コミュニケーションコラム

野口 敏・梶村 操が不定期でお送りするコミュニケーションに役立つコラムブログ

弁護士もコミュニケーション能力が収入の別れ道

カテゴリ:仕事で役立つコミュニケーション能力

日刊SPA!にこんな記事が載っていました。

年収300万円ならマシ![食えない士業]の大誤算 

私が若い頃、弁護士と言えば資格をとった時点で年収1500万円ぐらいはとれる、そんなイメージを誰もが持っていたもの。
ところが、今や年収200万円を取るのがやっとの人もいるなんて、ショックです。

記事にはこの弁護士の知人の話として、「私も何人か紹介したんですが、みんな継続して仕事をお願いしないんです。気の利かない性格や会話の少なさが災いしてると思うんですがね……」という声が紹介されています。

 やっぱり必要なのは共感能力

弁護士と言えどもひとつの接客業。
クライアントが事務所にやって来る。まず30分5千円程度の相談料でお話を聞きます。
この時にクライアントが「この弁護士ならお願いしよう」となって初めて、20-30万円の弁護士報酬が発生します。

しかし、「先生、これまでの経緯は・・・なんです。本当にひどい仕打ちを受けたんです」とクライアントが言った時に、「それは辛いご経験をされましたね」と共感を持って話を聞ける弁護士なんて一握り。

だいたいは「証拠はありますか?」「いえ、はっきりとしたものは・・・」「証拠がなければ勝てません」と紋切り型の受け答えをする人がほとんど。

ここで肩を落としてあきらめて帰って行くクライアントだってけっこういるんです。

「じゃあ、一緒に証拠固めから始めて行きましょうか。難しいところもあるでしょうが、少しずつ前に進んで行きましょう」なんて言えたら、クライアントだって「先生、お願いします」ってなるのに。

共感力って絶対に必要な仕事力なんですが、本当にこのことを分かっているのは共感力のある人だけなんて、悲しいこと。
この能力に欠けている人は、その必要性に気づかないまま、損をし続けながら一生を終えるようです。

 ◆ 質問力があれば年収が数倍になることも

さらにクライアントが頼もしく感じるのは、質問力のある人。
「では冷静になって、事の起こりから丁寧に話してみましょう。ゆっくりでいいですよ」なんて姿勢で対応してくれたら、「頼もしい人だなあ。この人のところに来て良かった」となります。

対応が丁寧だと、例え裁判に負けても「ここまでやってもらって負けたんだから」とクライアントも納得するというもの。

「これを証明してくれる人がいたら、この裁判行けます」
「この時、同席していた人は?」などと質問してもらえたら、クライアントもひらめきがあるかもしれません。

でも、弁護士になろうろしたら、とにかく勉強勉強で、コミュニケーション力を磨くっていう時間はない人が多くて当たり前。
誰も「弁護士になったら法律の知識と同じくらいコミュニケーション力がいるよ」なんて教えてはくれないもんね。

これは全ての仕事にそのままあてはまるセオリーです。
どんな世界でも、人を相手にする仕事なら、そこにコミュニケーション能力が問われる瞬間が数多あるのです。
人は論理ではなく情で動く存在ですから。

本気で稼ぐ気がある人は、ぜひコミュニケーション能力に目を向けて下さい。

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