コミュニケーションコラム

野口 敏・梶村 操が不定期でお送りするコミュニケーションに役立つコラムブログ

日本の営業さんのコミュニケーション能力がどんどんおかしくなってます

カテゴリ:仕事で役立つコミュニケーション能力

営業マンの力量がどんどん落ちている。
それはすさまじい勢いでとことん落ちているのです。
いつもパソコンを購入している複合機器メーカーの営業担当(女性)に、「XPも使えなくなるからそろそろ会社のパソコン全部買い換える予定」と伝えました。
そんなことを言われたら、どんな営業だって喜び勇んで会社に来てくれると思うでしょ。

ところが来ないんだ。
ある朝、会社のポストにパンフレットが放りこまれてました。これ見て注文せいということか。
「買うから来てくれ」と強く電話したら、ようやく来てくれました。
売りたくないのかな。

また別の会社に、オフィス家具を買い替えたいから見積もりを出して、と連絡。
以前お願いした時には、とっても熱心な女性営業さんが一生懸命什器を選んでくれたので、またこの会社にお願いをしてみたのです。

するとメールで、什器の見積もりと写真が送られて来たのですが・・・
扉、中に入れる棚、側面の写真・・・って全体像はないの?
この写真で買うかどうか決めるの!
まさかー。

その後もずっとメールで連絡してくる。この担当者(男性)はうちに来ないし、電話もない。
しかも見積もりはずいぶん高い感じ。

「もっと安くなるはず」と値下げの交渉をして、別の会社からも見積もりを取ると言うと、
なんといっきに30万円も値引きして来た。
信用でけんでしょ、これ。

もうひとつ見積もりをお願いした会社は、すぐに社長さんがじきじきに来てくれて、製造してくれる人まで引っ張って来た。
(社長さん、髪の毛も薄くて親近感。ゴルフも下手そうで一気に親しみが)

「ここにはこんな素材を使って生徒さんに安心感を」
「ここは什器ではなく、壁に直接棚を作りましょう」
「古材を使うと素朴さが出て雰囲気もよくなりますよ」

と、こちらのイメージを刺激する言葉であっという間に商談成立。
予算は先に見積もりを出してくれた会社の1、5倍近い価格。
でも私はこちらと契約。

営業って値段じゃないことが鮮明にわかりました。

ちなみに先の頼りない営業さんが一度だけ来社した時に聞いてみた。
「上司や先輩は営業の方法を教えてくれないの?」
「少しは教えてはくれますが、基本、自分で考えることにしてます」だって。

「自分で考えろ」って教える能力がない人が言うことです。
それじゃあ人は育たないでしょ。
若者がすぐに辞めるのは、この辺に理由があるんじゃないの。

日本の営業がおかしい。
それは若者のコミュニケーション能力が問題なのではなくて、教える側のコミュニケーション能力の欠如かもしれない。

これでは日本の営業がひしゃげてしまう。
そこで私は決心しました。
若くて営業のいろはも知らない営業くんのために、私が営業を初歩から教える教材を作ってあげよう。

お客様から喜ばれて「ああ営業になって良かった」という喜びを経験してもらおう。

ちなみにオフィス家具の営業くんにお断りの連絡をしたが、それから一切連絡をして来ない。
誰か教えてあげようよ。営業の初歩中の初歩でしょうに。 

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