コミュニケーションコラム

野口 敏・梶村 操が不定期でお送りするコミュニケーションに役立つコラムブログ

コミュニケーション能力がないと言われたら

カテゴリ:仕事で役立つコミュニケーション能力

「お前はコミュニケーション能力がないな」と上司に言われてTALK&トークを訪れる方が時々いらっしゃる。
「どこを直したらいいのでしょうか」と相談をされて、色々とお話をしてみるのですが、ここ!っていうポイントがなかなか見つからない。

よくよくお話を聞いてみると、ひとつの仮説が見つかりました。



よくよく考えてみますと、コミュニケーション能力ってとても漠然とした言葉だ。

上司ならばもっと具体的な問題を指摘してくれてもいいところだろう。



「おまえは説明が下手だ。何を言っているのかわからない」

「話をちゃんと聞いていない」

「おとなしすぎる。もう少し何かしゃべったらどうだ」



こんな感じで何が問題か具体的に教えてくれるはずだ。

しかし「コミュニケーション能力がない」などと漠然とした言い方しかできないのには、何か訳があるのだろう。



私もコミュニケーションの専門家として、興味深いテーマと感じたので、先ほどの方に色々とインタビューを試みた。

そこで感じたのは、「この上司は彼の言い方で何か気を悪くしたのではないのか」ということ。



彼が上司に「コミュニケーション能力がない」と言われる直前の会話を思い出してもらった。すると・・・



上司「この取引先の担当者の上司に会って説明してみるっていう手はないのかい?」

彼 「それはありえませんね。だって担当の上司って社長になりますから」



という会話があぶりだされて来た。



「あなたの、‘ありえませんね’という言葉に上司は傷ついたんじゃないの?」と私が聞くと、彼は「そんなことありえませんね」と。

どうも「ありえませんね」というのが彼の口癖になっているようだ。



彼は否定したが、私は「コミュニケーション能力がない」という上司の心をこう読んだ。

「おまえは上司である自分になんという口のきき方だ。それは人を見下した言い方だろうが。もっと配慮しろ」



上司がこう言ってくれていたら、彼もすぐに反省しただろう。

ただ上司としては自分が部下のものの言い方に傷ついたことを認めたくなかったのだ。

そこで遠まわしに「おまえはコミュニケーション能力がない」と言ったのだろう。



つまり上司もコミュニケーション能力がなかったのだ。



彼には「聞くコース」の受講を強く勧めた。

聞く力とは、つまり相手の気持ちを推し量る力だから。

相手の言っている言葉の奥にどんな気持ちあるのかを察する力を養えば、彼が無意識に犯している無礼を防げるからだ。



「会話ってこんなにも相手の気持ちを感じたり、察したりする必要があるものなんですね」



彼は聞くコースを3回も繰り返し受けて、ようやくこの言葉を私に投げてくれた。

コミュニケーション能力がないと言われたら、相手の気分を害していなかったかどうか振り返ってみよう。





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